2012年11月15日木曜日

11/14水曜 黒いあんかけ焼きそば


「黒い」あんかけ焼きそば、その種明かしは何て事はない。
取っておいた、先日の「黒ごま担々麺」のスープの残り。
何てったって、「捨てる」って事なんか出来やしない。

ところで、食べ物の「色」ってのは、
「美味そう」に見せる、感じさせる、印象を与える、には、重要な要素だ。

「ラーメン」のトッピング、「ほうれん草」「シナチク」「ナルト」「海苔」。
「トマト」の「赤」、そこに散らされた「香草」の「緑」。
「オムライス」の、黄色、赤、緑。
本来「白」い物が、「黒」いと驚くじゃん。
刺身の「ツマ」「あしらい」の数々。
「ビーツ」の色には、驚愕さえ覚える。
「フルーツ」の色の数々。
……………………………………………。

その「色」を構成する「材料」、つまりは「生産物」、
つまりは「自然」から生まれた物からは、
「赤」「黄」「緑」「白」「黒」「茶」etc.
それぞれの、見事としか言いようがない「複合」「中間色」etc.
もう「色」が溢れかえっている。

これに「形」の要素も加わる。
そう考えると、目が回っちまう。

確かに「見た目」は重要、「目」が美味しいって事もある。
けど、皿に「一滴」だけ落とされた「ソース」。
やたら、色の数だけ追求した「野菜」。
必要以上に「見かけだけ」に盛られた食材。
「ゴムベラ」で、片方に寄せといて食いたくなる「皿」も多い。
そんな「写真」が、「Web」を見りゃあ溢れている。

そんなのも「どうか」って気もするが、時たま自分でもやっているかもしれない。
「テーマ」がデカ過ぎて、嫌になってきた。

ちなみに「黒いあんかけ焼きそば」、
「黒ごま」が効いて、美味かったっす。

newport宮木英貴



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