「黒い」あんかけ焼きそば、その種明かしは何て事はない。
取っておいた、先日の「黒ごま担々麺」のスープの残り。
何てったって、「捨てる」って事なんか出来やしない。
ところで、食べ物の「色」ってのは、
「美味そう」に見せる、感じさせる、印象を与える、には、重要な要素だ。
「ラーメン」のトッピング、「ほうれん草」「シナチク」「ナルト」「海苔」。
「トマト」の「赤」、そこに散らされた「香草」の「緑」。
「オムライス」の、黄色、赤、緑。
本来「白」い物が、「黒」いと驚くじゃん。
刺身の「ツマ」「あしらい」の数々。
「ビーツ」の色には、驚愕さえ覚える。
「フルーツ」の色の数々。
……………………………………………。
その「色」を構成する「材料」、つまりは「生産物」、
つまりは「自然」から生まれた物からは、
「赤」「黄」「緑」「白」「黒」「茶」etc.
それぞれの、見事としか言いようがない「複合」「中間色」etc.
もう「色」が溢れかえっている。
これに「形」の要素も加わる。
そう考えると、目が回っちまう。
確かに「見た目」は重要、「目」が美味しいって事もある。
けど、皿に「一滴」だけ落とされた「ソース」。
やたら、色の数だけ追求した「野菜」。
必要以上に「見かけだけ」に盛られた食材。
「ゴムベラ」で、片方に寄せといて食いたくなる「皿」も多い。
そんな「写真」が、「Web」を見りゃあ溢れている。
そんなのも「どうか」って気もするが、時たま自分でもやっているかもしれない。
「テーマ」がデカ過ぎて、嫌になってきた。
ちなみに「黒いあんかけ焼きそば」、
「黒ごま」が効いて、美味かったっす。
newport宮木英貴
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