2013年5月18日土曜日

5/17金曜 鱒の三平汁


先日手に入れた「鱒の頭、骨」をガッツリの「塩」で漬けといた。
「臭ーく」なりかけたところを、塩抜き。
「野菜」タップリで「三平汁」にする。


桜の季節に獲れる「鱒」なんで「桜鱒」。
土地の漁師さんが、そう言っていた。
これが「デカイ」、スーパーで売っている「鱒」とは倍の差はある。
夕食の刺身を見て、てっきり「スーパーの冷凍鮭」だと思った。
失礼しました。

さてこの「鱒」「鮭」、どう違うか。
「web」さんに聞いてみたら「サーモン」もひっくるめて、
学術的にも明解に「それ」とは、言えないらしい。

今時、この辺で手に入る「それ系」の魚は、
「ロシア」「アラスカ」「チリ」「ノルウェー」物は置いといて、
「鱒」「時知らず」などなど。
「出身の川」「獲れる海」「上がる港」で呼び名は変わるようだが、
海を移動する手段を持つ「魚」には余り意味があるとは思えぬ。

つまり名前は「言ったもん勝ち」。
土地の「漁師さん」が「鱒」と言ったら「鱒」。
何代も前から、「それ」を「鱒」と言って来た。
「鱒」以外、その「魚」を呼ぶ「名」も「習慣」も持っちゃあいない。


ついでに言うと、
彼らは、土地で獲れる「魚」以外は食っちゃあいないだろう。
だって充分過ぎる程「魚」は目の前にある。
「鮭?そったらもん食わね」ってなもんだ。

まーこれが、真の意味の「地産地消」だよなー。
スーパーに行きゃあ「鱒」「鮭」「サーモン」が入り乱れている。
そんな「物流」に頼った生活していて、
「土地の物消費しましょう」なんて言ったって、ちゃんちゃら可笑しい。


「メキシコ産アスパラ」と「地のアスパラ」が並んで売っている。
時差が「半日」以上ある「メキシコ産」の方が安い。
何かのバランスが崩れた結果だろう。
そんな馬鹿げた事だってある。

「桜鱒」は、
「フランス産海塩」「ブラジル産胡椒」を振りかけ、
「スペイン産オリーブオイル」で焼いて、
「ニュージーランド産牛乳」から作った「バター」で仕上げるのだ。

"newport"宮木英貴



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