2013年5月14日火曜日

5/12日曜 牛すじカレー

栄養的に見ると、「牛スジ」つまり「腱」は優等生。
「高たんぱく」「低脂肪」「コレステロールも少ない」、
で「女性の味方 コラーゲン」がてんこ盛りとな。

「web」なんぞに言わせると「牛スジは濃厚な出汁が出る」そうだが、
経験から言うと「フルフル」「ヤワヤワ」になるまで煮ると、
煮汁は「ドロっ」と「トロミ」を帯び、「濃厚」っぽくはなるが、
全体的に「味」、言い換えれば「旨味」はそうは無い。

本来、あまり食卓に上げない「スジ肉」を、手間、暇かけて煮上げるなら、
「濃厚」とか思わないと「ソン」に感じるのかもしれない。


じゃあ、どう「濃厚味のスジ料理」にするか。
そりゃあ「牛スジを何処で買うか」がポイント。

大きな「肉屋さん」は、食肉処理工場から仕入れている場合がある。
その「スジ肉」は本当に素晴らしい仕事で、
見事に「スジ」だけに切り取られている。
この「スジ」は、「スジ」の味しかしない。

反面「スーパー」等の「スジ」は、言っちゃあ仕事が「下手」。
「スジ」に「肉」が目一杯付いている。
周りの「肉」のおかげで、「濃厚」な旨味が出るって寸法。

もし「スジ肉」ばかりの「スジ」を手にいれたら、
そりゃ「何かの旨味」に頼るしかない。
野菜を山盛り突っ込む。
別に「鶏ガラ」で「出汁」を取る。
カレーなら「インスタント」を使う。
煮込みなら、濃厚「味噌味」にする…etc.
簡単にやるなら、「スーパー」で「何処がスジ?」みたいなのを選ぶが良い。


ちなみに、この度「カレー」になったのは、
「新しい盛り付け」を実験したくて。
「形」は若干いびつだけど、「まーるい」ご飯が可愛いでしょ?
今後しばらく、売り物の「チキンカレー」はこれで行こうかと…。
まー「スジ」はどうでもいいのさ。

"newport"宮木英貴







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