2013年5月19日日曜日

5/18土曜 海苔丼

「海苔」が、小ちゃい頃から大好き。
なんし「海苔を預けときゃおとなしい」ってんで、
赤ん坊のあたくしに、お袋様が「海苔」を持たせていたそうな。
「おかげで消化不良起こして大騒ぎ」ってのは笑い話。

数年前、函館のとある「居酒屋」にて、
「岩海苔のおにぎり」てのがあった。
「真っ黒な海苔が毛羽立っている」異様な写真が付き、
値段が普通「おにぎり」の数倍以上、常軌を逸している。

「海苔好き」としちゃあ放ってはおけぬ。
財布の口が緩みがちな「旅行」の間隙をぬい…………。
「そりゃあもう!」ってな塩梅。

で、「松前産岩海苔」を始めて知る。
松前近辺の「漁師さん」の手作りの品との事、
そりゃあ真っ黒、そこらの「海苔」と違って向こうなんざ見えやしない。
「磯の香り」「甘み」は最高、当然多くは出回らぬ。

「函館市内」でも入手可能だが、けっこう高価。
「web」で調べても、あるにはあるが、値段は……。
喉から手が出ていても、「嫁の首」は一向に縦には振られぬ。

後に当店お客様の一人に「1cmの厚さの海苔」の話を聞く。
どうも「松前」の何処かに、「金」に糸目をつけず「特注」しているらしい。
「特注」とまでは言わぬが「一口食いたい」が本音、
「夢」にまで見そうだ。

それがだ、今回の「道南行」で出会ってしまったのだよ。
「1cm」はシャレとしても、その厚さは「2~3m」を優に超える。
それも「浜値」で入手、思わず踊り出す。

で、それが今回の「賄い」。
「温かいご飯」に「しょう油」に浸したその「海苔」を惹き、
それを二段、いわゆる「海苔弁」を「丼」に再現する。
蓋をして「海苔」が「ほとびる」のを待つ…。
2~3時間は待つ……待つ……………。

!!!!!!!!!!、!、!、!!、!?!!!、...う...お..い?!!!んんんんん….。

"newport"宮木英貴


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