「羊肉」が体に良い、「ダイエット」に効く…、
なんぞ言われて久しい。
「雨後の筍」、食わせるところが爆発的に増えた。
が、今はどうかねー?
栄養価としちゃ、いわゆる「ラム」より「マトン」だそうだが、
「臭い」「硬い」は日本じゃあ「ご法度」、
特に「ダイエット」にご執心のご婦人方には。
殺される「子羊ちゃん」も増えた事だろう。
出荷元の「ニュージーランド」じゃあ、
対日輸出量が、一時1.5倍にも増えて、ウヒョウヒョだったらしいが、
「飽きっぽい」我が国の胃袋を満足させるのは、大変だったろう。
心中お察しする。
子どもの頃より「羊」は「ジンギスカン」と決まってる。
で「ジンギスカン」とくりゃ「もやし」も決まり物。
ところで、最近は寄る年波、食う量がガクンと減った。
「羊」と合わせる「野菜」を取捨選択していくと、
どうやら「もやしが邪魔じゃねえか?」ってとこに行き着いた。
試してみたら、全然「もの足りない」なんて事は無し。
かえって、スッキリまとまる。
「玉ねぎ」「人参」「じゃがいも」「ピーマン」……、
なんなら「アイヌネギ」も。
当時から安い「羊」とは言え、
成長期のガキに「肉ばかりガバガバじゃあ、たまったもんじゃねえ」、
もうひとつ「山盛りもやし」って事かも。
どうやら、「ジンギスカン」に「もやし」は、
我が親達の「安く、腹一杯」作戦だった模様。
彼らも貧しかったのかもしれないが。
まーしゃあないわな。
"newport"宮木英貴
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