またしても雑煮。正月の餅が、まだ結構な量残っているから、しばらくは時たま登場予定。
ところで、「昔は良かった」って言うセリフ、同年代で言い合うのはまだ「良し」として、若い人の前ではあまり言わない様に心掛けてはいる。
「あなた達の年のじゃあ、知らないだろうけど……云々。」
だいたい年を負えば自動的に且つ、努力も無しに、若い人より色々物を知っているのは当たり前。自分の事を照らし合わせても、自分が知っていて他人が知らない事は、自慢になってしまう事が多い。結果「昔は良かった」になる。
「昔は良かった」として、「ダメな今」を作った責任の一端は我々にもあるはず。「利便性」を追求したとか、より「安全」にしたとか、より「口当たりが良い」様にしたとか。「より良くするため。」と思って、そのあたり携わっている方も多いはず。
で、「こっち」で「昔は良かった」は変だろ!で、できる限り、「昔は良かった」は言わない様に心掛けている。つもり。
その昔、「こいつ、大した努力もしないで仕入れた理屈振り回しやがって!」と腹の中で思いつつ、年配者の「今の人は知らないだろうけど……云々」を聞いているふりをするのは苦痛だった。
で、何が言いたいかと言うと、「昔の餅が懐かしい。食いたい!」
「保存」「利便性」に優れた「袋入りの餅」は、焦げる前に柔らかくなってしまう。子供の頃、軽く焼き色が付いた餅は、香ばしくて美味かった、はず。雑煮に入れても、溶けてしまう事も無く、「角」がガリッと立って、何時までもカリカリしてた、はず。
それが食いたい。今度正しい「餅屋」にて購入してみようと思っている。
「昔は良かった」クソッ!
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