2011年1月11日火曜日

1/9日曜 チキンの三升漬け丼

今年70歳になる、素晴らしく素敵な、未だに「不良少年」の匂いをプンプンさせた「音楽馬鹿」がいらっしゃる。その奥様も、これまた素敵で、自分も大好きなご夫婦。この二人には、日頃から私達夫婦、とてつもなくお世話になっている。


この方々が「三升漬け」を、年に一度持って来てくれる。
なんでも道北の方に御年90位になる「おばさん」がいらっしゃり、その「おばさん」が自分で「青唐辛子」を育て、「三升漬け」を漬け、わざわざ電車に乗って、なんと「ヒール」を履いて小樽まで持って来てくれるそうな。

もう御高齢でもあるし、心配だから断りたいのも山々なれど、彼女にとっては「生きる」楽しみの一つらしい。「断って、もしポックリ逝かれてもよ。」と旦那様。「ま〜た、インスタントコーヒーの空き瓶に何本も持ってきてよ、俺達も食いきれない。」で、その一本が当店に届く。

それは完全手作り、本物の味。とは言え、そもそも「ちびちび」食べる物につき、そうは減らない。で、肉を漬け込む事をかんがえた。

そう言えば北海道人らしく、牛を食う習慣があまり無いせいか、牛は試したことなかった事を、今気が付いた。が、「豚」「鶏」はどちらでも大変良い。美味い。たまたま他に「豚」を使ったメニューがあったから、今は「チキンの三升漬けソース」としてメニューに載っているだけ。

なにせ「御飯」に合う。「御飯のおかず」と言う日本人だけが持つ特殊ジャンルに参戦するパワーが充分にある。
それに今回は生卵をかけてある。ある意味「親子丼」。七味なんぞ「パラッ」で言う事無し。

本当に美味い。真剣に「チキンの三升漬け丼」メニュー化を考えないではいられない。ご試食をご希望の方は、おっしゃって下さい。なんとかします。


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