突如食いたくなった「ドライカレー」。
なにせ「ドライ」じゃなきゃいけない。味をするのにトマト系を使いたいとこだけど、生は当然の事として、ケチャップでもピューレでもペーストだったとしても水分が入ってしまう。その水分を米が吸えば、粘りが出て「ドライ」じゃなくなる。そこんとこが一番、頭を悩ましたとこ。
米はここのところ歳のせいか小食で、食い切れないヤツがチョコチョコ、チョビチョビ残ってしまって冷凍庫に貯まっているのを使用。解凍すればポロポロで炒めるには最適。
にんにく、しょうがをバターでキツネ色に炒めて、玉ねぎ、人参を投入、いいとこでカレー粉を入れ、油に馴染んだとこで、今回は普段から用意してあるトマトソースを使う事にした。
で、ここからが問題。
水分があまり残らない様に、焦げない程度の火でじっくり、注意深く水分を飛ばしてやった。
最後に例の解凍米を投入、米の粘りを出さない様にあまりいじらないように炒め、しょう油を鍋肌から入れて味を仕上げた。早い話カレー味のチャーハン。
小さいボールを軽く濡らしておいて、出来上がった「ドライカレー」を押し込んで皿に伏せる。これできれいなドーム型に出来上がる。こんな盛り付けを「賄い」でする事にこそ、食う事を楽しむ意味、勉強の意味でも意義があるもの。かつて育ててくれたこの道の「オヤジ」がよく言っていたもんだ。
カレー粉を入れ過ぎてチョイ辛過ぎたけど、まあ良くで来ました。
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