2010年10月23日土曜日

10/22金曜 ボルシチもどき 鮭のクリームパスタ、コリアンダー風味

だいたい「ボルシチ」なんて食べた事ない。ネット検索やら、本やらで勉強だけした料理。机上の空論であります。だから「もどき」。

「ビーツを使って、サワークリームが乗ってる具沢山スープ」が、ほぼ、その料理の定義の模様。Wikipediaによると「具沢山」じゃないパターンもあるとのことなので、「ビーツとサワークリーム」がキーワード。なのに、「サワークリーム」を忘れていたので、ますますの「もどき」となってしまった。

とりあえず自分的には、「デカい肉、野菜の塊がゴロッと入った、ビーツ入りトマト味スープ」と解釈。試作、試食となりました。

ビーツの入手は忍路、田口農園にて。毎年作ってもらってる。スーパーなんかじゃ普通売ってない。売ってたとしても札幌都市部の値段高めのスーパーくらい。一個500円位する。


豚肉肩ロースを圧力鍋で柔らかくして、そのスープを「主力の出し」、肉を「具
」に。デカ切り玉ねぎとみじんニンニクをオリーブオイルで炒めて、豚スープ、トマトを煮たピユーレを投入。人参、じゃがいも、ビーツを煮込んで柔らかくする。

じゃがいもは煮崩れると、見た目汚いので柔らかくなったら途中でだす。この辺は商品にするための仕事。本来は必要のない動き。

煮込むうち、ビーツから例の独特の色が出てきて「らしく」なってきた。生のトマトがたくさんあったので、皮をむいて煮崩れないタイミングで投入、完成。

ビーツの少し土臭い様な味が、嫌み無く出ていて良い。トマトの酸味とも良く合う。試作にしては上出来。はや商品レベルと判断。11月にぁ売り出します。

ビーツは他にサラダなんかにして、「通し」にしたり、ビーツだけのスープにしたり当店では使ってる。「世界の三大スープ」の一つらしい、世間には名前が通っている「ボルシチ」がメニューにあれば少しは売れるかな?ちょとでも、その味が知られれば、嬉しい。




ちなみにパスタ。
作り方はこちらを見ていただくとして。

粉チーズかけ過ぎたのか、ちょいとくどかった。途中で飽きた。かの地ベネズエラで食った、チーズとパスタが同じ量にも感じた「パルメサーノとクリームのパスタ」を思い出した。あの時は二口半が限界でした。けど、やっぱコリアンダーは良い。




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