2012年8月18日土曜日

8/17金曜 カレー蕎麦


何日か続いた、「残り物」を後片付けする日々は、
今回の「カレー蕎麦」で、大団円を迎えた。

「カレー」の特徴的なスパイスの成せる技か、
およそ「あれもこれも」放り込んだところで、
なんとか「カレー」として成立させるあたりが、
「カレー」の持つパワーだ。

例えば、我々の「賄い」は夫婦二人分だが、
「カレー」のソース自体が足りなければ、
「水」入れて、「しょう油」入れて、「鰹節」入れれば、
「簡単、カレー蕎麦」の汁が完成する。
もし「カレー」が、薄っぽちくて非力な感じがしたら、
単純に「カレー粉」を放り込むだけで、「カレー」は蘇る。

この「汁」に、炒めた「野菜」「肉」「キノコ」を放り込む。
「好物」なので「高野豆腐」「昆布」何ぞも。
けっこう歯触りのアクセントになる。
もともとの「カレー」のソースの「重み」「固さ」にもよるが、
やっぱり「カレー蕎麦」は、「片栗粉」でとじて、
ある程度「ドロドロ」じゃなきゃ、「サラサラ」はいけない。
熱々の「汁」を、「汗」をかきかき食うのが、「ルール」「醍醐味」だ。
で、仕上げに「三つ葉」「長ネギ」等々………。

だぶつき気味だった冷蔵庫の「残り物」達は、
これで一掃された。良かった。


ところで、個人的な好みだが、「カレー」は「蕎麦」だ。
「片栗粉」の「ネロネロ」「ツルツル」感に、
「蕎麦」の「ゴワっ」「モソっ」とした感じが良い。
「カレーうどん」だと、麺が「ツルツル」、「汁」も「ツルツル」。
「イメージ」滑りまくって、どうも心許ない。

スーパーの「袋入り茹で蕎麦」だろうと、「蕎麦」が良い。
いーや、絶対、誰がなんと言おうとも「蕎麦」だ。
「嫁」は「うどん」が好みだ。
昨日、強制的に「蕎麦」にしようとしたら、強制的に「うどん」に変えられた。
だから「賄い」は「カレーうどん」と「カレー蕎麦」二種類が用意される。
この様に「賄い内家庭争議」となろうとも、
「カレー」は「蕎麦」だ。

newport宮木英貴


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