2012年8月5日日曜日

8/4土曜 何だか分からない「トマトソース」のパスタ


「何時」「何に」使ったか、全く思い出せない、
「トマト」ベースのソースが冷蔵庫に隠れていました。

近年、脳みそも随分にトロけてきていて、
「忘れる」事も多いのも確か。
なれど「何時」「何に」使ったか、忘れるなんて、
自分的には、かなり珍しい事。

冷蔵庫の状態を頭に入れとくのは、
急なオーダーで、「何か」を作る「瞬発力」には重要な「バネ」になる。
し、「新メニュー」「パーティー用料理」、
そして「賄い」を作る時の「ヒント」にもなる。

その事は、けっこう「得意科目」なはずだった。
かつて「冷蔵庫」は、その調理場でまともに働いていたら、
自分の「手のひらの上」だった。
「どこに」「いくつ」「何時から」「何のために」「何時まで」は、
冷蔵庫を見なくても言えた。

ちょい方向が違うが、「ナベ洗い」が仕事だった頃は、
全ての調理器具の「サイズ」「数」が頭に入っていて、
今「どこで」「何に」「いつまで」使っているか把握できていた。
ついでに言うと、「何時」自分が洗わなきゃならなくて、
洗った「道具」を、次は「何に」使うかも分かっていた。
これは「自慢」して言っています。ご容赦。


それは、20代前半、どちらも、コックが30人位いる、
「風呂おけ」みたいな「鍋」を使う、デッカいキッチンでの事である。
そんな事が、「普通」に「自然」にできていた。
「若さ」か、「緊張感」か、「ゲーム感覚」か。
その後、どこへ行っても、その現場なりに、
その「感覚」は生かされていた。

しっかし、
最近は、ひょっとすると「緊張感」位しか残っていないかも。
しかも、かなり「お疲れ気味」。

何にせよ、正直、凄ーくショックなのは間違いない。
未だに、何に使っていた「ソース」か思い出せない。

newport宮木英貴



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