2012年8月25日土曜日

8/24金曜 オムライス


「卵」を焼く場合、なんと言っても「フライパン」の事が重要でしょう。

いわゆる「プロ」の現場、
「オムレツ」「クレープ」等をメニューに入れたお店では、
それぞれ専用の「フライパン」を育てます。

正直言って、何故「くっ付く」「くっ付か無い」の、
「科学的根拠」は解りませんが、
「鉄製のフライパン」「鉄鍋」は、普通に何もせず使えば、
「卵」「魚」「魚」等は、必ずくっ付きます。

これら「材料」が「くっ付か無い」ためには、
「フライパン」に何らかの「膜」を作らなければなりません。
「Web」によると、
「フライパンの黒錆」「使い込んで重なった油の層」「毎度加える油」
が必要との事。
「フライパンの黒錆」は買ってきた時、一番最初に「焼き」を入れて作ります。
「毎度加える油」は、料理する時に加える油の事。

で、何と言っても重要なのは「使い込んで重なった油の層」です。
これは、一朝一夕に出来る物ではありません。
「油をフライパンにひいて、多少煙が出る程に焼く」を、
何度も繰り返して得られる物です。
よく「ガスレンジ」の「ゴトク」が、「黒光り」しているのを見るじゃあないですか。
あれを「フライパン」に中に、均一に作るわけです。

この「油脂」の膜が、イメージ上「汚い」と思えば「アウト」。
使う毎に、洗剤でゴシゴシ洗ったら、鉄の「フライパン」はくっ付きます。
思うに、「油」の「味」「香り」etc.とは違う、「油」の本質的「何か」が、
高温で変質して「フライパン」に張り付いていって、
これが「フライパン」に層となって、「くっ付か無い」下地を作るんでしょう。
この「油の層」は「無臭」ですし、高温で焼かれている訳ですから、
「雑菌」等の心配は全く無いとは思います。

洗う時は、その「油の層」を「たわし」「ササラ」等、金属に傷をつけ無い道具で、
「フライパン」が、まだ「キンキン」に熱い内に、
洗剤を使わず「流水」で洗うのがベストです。
これが冷めると、「汚れ」は落ちにくくなって、それこそ「汚い」事になります。


まあ、そんな苦労は、今時はする必要も無いのが現状ですね。
なんたって「スーパー」「ホームセンター」に行けば、
各種「くっ付か無い加工」がされたフライパンが、
「大きいのから小さいのまで」「高いのから安いのまで」大量に売られています。
まあ、使った感想から言うと、「値段」は「値段」なりです。
「くっ付か無い加工」の「耐久性」「強度」の問題です。

けど「くっ付か無い加工」の「フライパン」が凄いのは、
あらゆる「温度」「油」「材料」の違いでも、くっ付か無い事。
最近は「くっ付か無い加工」も各種で、
中には、温度の管理が、多少必要な物もあるようですが。

当店は「オープンキッチン」です。
先の「イメージ上汚い」は、ちょい「やばい」ので、
「くっ付か無い加工」のフライパンをメインに使っております。
なんたって「鉄のフライパン」の事なんて、「知らない」人が大多数ですから。

けど、「鉄分」を摂取するには「鉄のフライパン」が良いようですぜ。


newport宮木英貴


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