「豚汁」はえらい。
「豚汁の具」としてお馴染みの物で有れば、
「何」を入れても、「何」を入れなくても構わない。
「冷蔵庫の中」「季節」「お財布」等、諸々の条件で、
どうにでもなるから、そりゃあ便利この上ない。
「豚肉」「玉ねぎ」「大根」「人参」「ごぼう」「じゃがいも」「さつまいも」
「かぼちゃ」「こんにゃく」「豆腐」「焼き豆腐」「しょうが」………
以前、「豚汁」の最低構成要素、
つまり、少なくとも「何と何」を入れりゃあ「豚汁」として成り立つか。
の、話題を持ち出した事がある。
これは、「人」によってまちまちだろうけど、
我が家的には、「豚肉」はもちろんだが、
「ごぼう」「しょうが」を入れりゃあ「事」は足りると思っている。
今回は、「こんにゃく」やら「焼き豆腐」を入れると、
「腹」ばっか膨れるから、入れないつもりが、
スーパーの「値引きシール」につられりゃ、元も子もない。
まあ、「ごぼう」は山盛り入れるとして、
「玉ねぎ」は、切りが良いので、一個。
「人参」も同じ理由で、一本。
「しょうが」は好物だから、山盛り…………。
なんてェやっているうちに、あっという間に、鍋イッパイになってしまう。
そうこうしているうち、食べる段になって「じゃがいも」「大根」を、
入れ忘れていた事に気付く。
「じゃがいも」の旨味は捨てがたい、
「大根」の香りが無いのは、チョイとさみしい気がする。
「ごぼう」「しょうが」は山盛りだし、これで立派に「豚肉」は完成している。
でも、これで「後ろ髪」が引かれまくりだ。
近日中に「豚肉」の「敗者復活戦」があるに違いない。
「最低構成要素」が揃っても、「枝葉」がないきゃチョイとさみしい。
「シンプルなら良い」って物でもない事に気付かされるって物。
newport宮木英貴
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