2012年8月24日金曜日

8/23木曜 ぶっかけ半田素麺


四国「徳島」の名産、「半田素麺」を頂いた。
「歴史」「製法」「レシピ」、「その他能書き」は
http://soumen.takuminoippin.net/」に詳しい。
こちらをご覧になるが、良い。

この「素麺」、いわゆる「三輪」とか「播州」とかの一般的な「素麺」と比べて、
「太く」「短い」。
以下、上記サイトからの抜粋、
「まず、太くつくることによって小麦の風味が生きる。
小麦独特の甘みがぐっと引き出されます。
さらに、強いコシがもちもちの食感を作り出し、
噛みしめたときの香りを豊かにするのです。
冷麦にないコシ、うどんにない絶品の喉越し、
この二つを両方あわせ持つのが半田そうめんの特徴なのです。」
なんだそうな。

「製法」は、「いわゆる素麺」と同じで、
簡単に言うと、「油」を付けながら、引き延ばして「麺」の姿にする。
「冷麦」「うどん」は、「伸し」てから「切って」製麺するから、
おのずと、食感が違って来るのは当たり前。
「いわゆる素麺」でさえ、その「コシ」は立派な物だから、
太い「半田素麺」の「それ」の強力さは、容易に予想出来るってもんだ。

「短く」作るのは、全くの「想像」で物を言うが、
つまりは「優しさ」で、「一すすり」の量の調節じゃあなかろうか。
「太い」分、「量」を減らさなきゃ「はばけて」しまうじゃん。


さて、この「半田素麺」以前にも、
「穴の空いたパン」を製造販売する「A尾ご夫妻」に頂いた事がある。
なにせ、その、ご婦人「M様」は、四国のご出身であらされる。
「あのね、半田素麺にはね、"創作レシピコンテスト"ってのがあるのよ。
ちょっと、何か考えてみてよ。」
その時、「M様」、そうお話しになられた。
つまりは「何か、普通じゃない食べ方を考えろ」との
「お題」を頂いた訳だ。

ま、考えましたわ。
で「結論」。それは私ごときレベルでは「止めたが良い」って事。
「普通」に、「しょう油味」ベースの汁で、好きな「薬味」で食えば良い。

例えば「中華風」「洋風」どうにでも、するのは出来る。
けど、「半田素麺じゃなきゃ!」って言う所まで、
持って行くのは並大抵の事じゃ無い。
例えば、向こう1年とか、「半田素麺」を食い続けて、
「半田素麺」の「表」も「裏」身に付けてから、もう一度考えたら、
「何か」出来るかも知れないけど、
一度や二度食べた位じゃ、とてもとても。

「伝統」「文化」をぶち壊すのは、容易い事じゃあないです。
まあ、この度の「賄い」程度に、好きな物を乗っけて食うのが、
「関の山」ってな物です。

ちなみに、JAS規格では「そうめん」と呼ばれる麺の太さは、
直径1.3mm未満と定められていて、
同じ原材料から作られる「冷麦」「うどん」とは太さで区別されているそうです。
なんちゅう「味気ない」事を………。

newport宮木英貴



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