海外の事、ま、私が言えるのは「北米」「南米」の事くらいですが。
皆様、海外の「寿司屋」「日本食レストラン」では、
非常にポピュラーで、ありふれたメニューの、
「カリフォルニア・ロール」をご存知か?
だいたいどこにでもある。
差別化のため、
今時はメニューに載せない「レストラン」もあるかも知れない程、
どこにでもある。
日本の「回転寿司」でさえ見た事があります。
これは、半分の「海苔」に「すし飯」を広げ、
これを裏返し「海苔」を内側にした、「ウラ巻き」と呼ばれる巻き方で、
中身には「アボガド」「カニカマ」「きゅうり」。
表面には「ランプフィッシュの卵」をオレンジ色に着色し、
魚卵っぽく味付けした「マサゴ」ってえのが、まぶされている。
これが基本型。
で、これに胡麻をフったり、「きゅうり」が無かったりする亜種が存在する。
ちなみに、「ランプフィッシュ」ってのは、いわゆる輸入物の「ししゃも」の事。
きっと、「卵」もザクザク収穫出来るんだろう。
けど、その「マサゴ」、日本ではほとんどお目にかかる事は無い。
「トビッコ」の「バッタ物」として扱われている位の情報しか無い。
この「卵」、黒く着色して「キャビア」の「バッタ物」にも利用されているそうな。
ついでに言うと、「カニカマ」は「カリフォルニア・ロール」の大ヒットで、
海外での売り上げは、バカにならないそうだ。
材料の事を考えても、「カリフォルニア・ロール」は海外育ち。
これを「寿司」だと思って食べると、「イラっ」とするが、
ただ「食べ物」として食べると、けっこういける。
「クリームチーズ」何ぞを入れると、また「濃厚」感も出てグット。
が、中には「これは寿司じゃない!」と激怒なさる御仁もいらっしゃる。
なかなか、自分以外の価値観を認められない方も多い。
その最たる物が、これ↓
と、これ↓
と、笑うのは、これ↓
世界的なすしブームを受け、農林水産省がバックアップした、
「日本のすし文化の奥深さを理解してもらうための"すし知識海外認証制度"」
だそうで、海外での「講習」も定期的にやっているんだそうだ。
国策として「カリフォルニア・ロール」撲滅を図っているようです。
さて、「和風パスタ」。
某有名「パスタ専門店」が「たらこパスタ」を開発、
ヒットを飛ばした事に、端を発する。もう30年位前の事か?
いまや、しっかり定着している。
「食」も文化の一部、その場所なりに、形を変えられるのが、
「文化」の力強い所。
この度の「賄い」は「キノコ」を「バター」で炒めて、しょう油で味付けしたパスタ。
イタリア軍は、まだ攻めてこない。
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