2012年8月21日火曜日

8/19日曜 和風きのこパスタ


海外の事、ま、私が言えるのは「北米」「南米」の事くらいですが。

皆様、海外の「寿司屋」「日本食レストラン」では、
非常にポピュラーで、ありふれたメニューの、
「カリフォルニア・ロール」をご存知か?

だいたいどこにでもある。
差別化のため、
今時はメニューに載せない「レストラン」もあるかも知れない程、
どこにでもある。
日本の「回転寿司」でさえ見た事があります。


これは、半分の「海苔」に「すし飯」を広げ、
これを裏返し「海苔」を内側にした、「ウラ巻き」と呼ばれる巻き方で、
中身には「アボガド」「カニカマ」「きゅうり」。
表面には「ランプフィッシュの卵」をオレンジ色に着色し、
魚卵っぽく味付けした「マサゴ」ってえのが、まぶされている。
これが基本型。
で、これに胡麻をフったり、「きゅうり」が無かったりする亜種が存在する。

ちなみに、「ランプフィッシュ」ってのは、いわゆる輸入物の「ししゃも」の事。
きっと、「卵」もザクザク収穫出来るんだろう。
けど、その「マサゴ」、日本ではほとんどお目にかかる事は無い。
「トビッコ」の「バッタ物」として扱われている位の情報しか無い。
この「卵」、黒く着色して「キャビア」の「バッタ物」にも利用されているそうな。
ついでに言うと、「カニカマ」は「カリフォルニア・ロール」の大ヒットで、
海外での売り上げは、バカにならないそうだ。

材料の事を考えても、「カリフォルニア・ロール」は海外育ち。
これを「寿司」だと思って食べると、「イラっ」とするが、
ただ「食べ物」として食べると、けっこういける。
「クリームチーズ」何ぞを入れると、また「濃厚」感も出てグット。

が、中には「これは寿司じゃない!」と激怒なさる御仁もいらっしゃる。
なかなか、自分以外の価値観を認められない方も多い。

その最たる物が、これ↓
と、これ↓
と、笑うのは、これ↓

世界的なすしブームを受け、農林水産省がバックアップした、
「日本のすし文化の奥深さを理解してもらうための"すし知識海外認証制度"」
だそうで、海外での「講習」も定期的にやっているんだそうだ。
国策として「カリフォルニア・ロール」撲滅を図っているようです。


さて、「和風パスタ」。
某有名「パスタ専門店」が「たらこパスタ」を開発、
ヒットを飛ばした事に、端を発する。もう30年位前の事か?
いまや、しっかり定着している。
「食」も文化の一部、その場所なりに、形を変えられるのが、
「文化」の力強い所。

この度の「賄い」は「キノコ」を「バター」で炒めて、しょう油で味付けしたパスタ。
イタリア軍は、まだ攻めてこない。


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