2012年2月20日月曜日

2/19日曜 カットステーキ にんにくご飯

当店では、週末限定ではあるが「ローストビーフ」を焼いていて、
主に「道産和牛のモモ」を使っている。

その「モモ」、毎度似た様な金額で仕入れている限り、
相手は「生き物」なので、その状態、状況、は変わってくる。
または、商業的理由でも、状態、状況は変わる。
つまり、一定以上の品質は、肉屋さんの努力のおかげで保たれているものの、
厳密な意味では、ばらつきがある。

その辺、毎度自分の手、舌で確認していれば、
「今回のは良いぜ!」「今いちかな?」なんてのは、見りゃ解ると言うもの。

仕入れた「道産和牛のモモ」は、小分けにして「ローストビーフ」用に整形し、
あまりしたくはないが、商売上しょうがないので、冷凍の儀となる。
が、その「整形」した時の「切れ端」が、この度の「賄い」の主役。

先週末に仕入れた「モモ」は、見ただけで「なまら良い!」。


せっかくだから、「良いうち」に食ってしまおうと言うもの。

にんにくを適当に切って、ゆるゆる炒めて「にんにく油」を作る。
この時、「牛脂」を使えば、より「香ばしく」なるが、
無かったので「オリーブオイル」で、止むなく代用する。
まあ、健康にはこっちがベター。

「にんにく」を何かに上げておいて、強火にして「モモ」を投入。
この度は、軽くしょう油を振り、コショウをして「下味」とした。
「ガッ」と強火で、肉の表面を焼き付けておいて、これも皿等に上げちゃう。
その後の作業中に、余熱で「モモ」に「火」が入る事を、期待している。

そのままのフライパンに「ご飯」「上げておいたにんにく」を入れて、炒める。
「ご飯」が充分に温まって、「香ばしく」なったら、
「モモ」をフライパンに戻す。

肉の「しょう油」味との相性を考えて、かつ全体の「油っ気」を考慮に入れつつ、
「バター」を風味付けに投入。
肉の「塩っ気」「しょう油っ気」で、充分と思われたので、
あえて「バター」以外は加えない事にした。
「コショウ」は少々。

出来上がりは、
「鉄板焼き」の、「ガーリックライス」に「角切りステーキ」を混ぜたイメージ。
嫁の、鮮やかな発想で「生野菜」を添えた、「ワンプレート」のスタイルとなった。

いや、ひさびさの「ヒット」。非常に美味かった。
「肉」も良いし、「バター風味のにんにくご飯」も良い。
「油っこさ」も「生野菜」がいい感じに中和して、「Very Good!」。
けっこう「幸せー」な気分、

これこそ「製品化か!?」ってな塩梅ではあります。

newport宮木英貴















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