「グリーンカレー」は、
東南アジア「タイ」辺りで、食べられている「カレー」。
日本的に「カレー」と言うより、「スープ」に近いが。
「レトルト」やら「缶詰」「ペースト」で輸入されている。
「レッド」「イエロー」「グリーン」の三種類が、
見受けられ、食べた感じじゃ「グリーン」が一番辛い。
が、これは単純に使っている「材料の色」のせいで、
「辛さ」とは本来は関係ないそうだ。
ちなみに「レッド」は「赤トウガラシ」、
「イエロー」は「ターメリック」、
「グリーン」は、「青トウガラシ」「ハーブ」の色だそうだ。
今回は、紙パック入りの「レトルト」を使ったが、
これが、「辛い」のなんの。
まず、顔を近づけるだけで、もう、「汗」ばんでくる。
食ったら「叫ぶ」「痛む」「汗だく」。
が、不思議と「辛さ」が後を引かない。食った瞬間で消える。
そもそも「辛さ」は「苦手」と言うか、食わない様にしている。
あまり「辛い」と汗が頭のてっぺんから流れる程なので、
その姿は、あまり人様にお見せする様な物では無いし。
と、これは、私の唯一「プロ」っぽい「心がけ」なのだが、
「辛さはエスカレートする」
「以前の辛さじゃ、満足しなくなる」事をセーブするためだ。
いわゆる「ピリ辛」が感じられなくなると、
「辛さ」の加減が難しくなる。
今回は、無理こいて「辛さ」に立ち向かってみたが、
「辛さ」は体力を使う。
食い終わったら、なんだか「脱力」状態であった。
こんな事があった、’
かつて「俺はどんな辛いもんでも平気だ。」と豪語なさるお客様があった。
当店の「辛いソース」をご存知の方もいらっしゃるだろうが、
その、原料のトウガラシの「生」は、「指先大」でも悶絶する。
そのお客様、「酔った勢いの負けず嫌い」もあったのだろうが、
特大を丸かじりなさった。曰く、「全然辛くない」。
平気なふりをなさっているが、
顔の穴という穴から、水分が吹き出している。目は血走っている。
「水いる?」「いや、いらない……………トマトある?」
「トマト」で、誤魔化せると思ったらしい。
その後、カウンターに伏せたまま、30分は仮死状態だった。
無理しなきゃ良いのに。
これが、大真面目なやり取りなんだから、吹き出すのをこらえるのは必死だ。
その後、そのお客様を店では見た事が無い。
辛い物食っても「歳」感じなきゃいけないんだ.......。
newport宮木英貴
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