2012年6月14日木曜日

6/13水曜 カツ丼


そもそも「カツ丼」は、
冷めた「カツ」を、なんとか美味く食うべく生まれた料理だそうな。

時は「ニ二六事件」の夜、東京、某そば屋にて、
登場「大ごちそう」の「とんかつ」を、
軍部士官クラスの「宴会」に用意したところ、
非常召集がかかり、大量に「とんかつ」が余ったそうな。
それが、「カツ丼」誕生のきっかけとなったそうだが……。
ま、出来た「話」で、嫌いじゃあ無いがね…………………?

家の「カツ丼」は、先日のライブで余った「トンカツ弁当」が材料。
物は、某スーパーの¥250弁当。
2日間、冷蔵庫に放置されていた。
もう「カツのコロモ」は「ブヨブヨ」、飯は「カチカチ」。
こりゃ「カツ丼」以外、救済の方法はあり得ない。

余り弁当は、一個。一人分にゃ、足りないが、飯は自前がある。
「カツ」だけ、「弁当」とは別のスーパーにて買い足す事とする。
「トンカツ一枚  ¥238」お買い上げなり。

さて、ここからが、本題。
「弁当」一個と、「トンカツ」一枚が、ほぼ同じ金額。
もう、「出汁」で煮て「卵」でとじても、
「一目瞭然」と言うか、「一口瞭然」。

「肉」の厚さが違うのは、言うまでもないが、
なんと言っても、揚げた油の香りが違う。
「弁当」の「カツ」は、どれだけ使った油か「甘い香り」まで漂う。
「一枚物のカツ」の油は、軽い仕上がり感がある。
結果、コロモの食感が全く違ってきている。

「あーあ、やっぱり¥250は、¥250だぜ。」
と思わせるには、充分な事例だ。
「高齢化社会」で、「年金暮らし」の方々が増え、
「安いきゃ、安いほどイイ」人達が多くいるのは、ご承知。
「¥250」は、いた仕方は無いがね。

「?物」な物を「美味く」するには「魔法」がいるわい。

newport宮木英貴


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