2012年6月2日土曜日

6/1金曜 麻婆豆腐焼きそば


まずは、「web」情報から。
麻婆豆腐は四川料理の1つで、
挽肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同属異種)・豆板醤などを炒め、
鶏がらスープを入れて豆腐を煮た料理。
唐辛子の辛さである「辣味」(ラーウェイ)と、
花椒の痺れるような辛さである「麻味」(マーウェイ)を特徴とする。

中国4000年の歴史は偉大だ。

唐辛子の辛さの「辣味」は普段からもお世話になっているが、
痺れる辛さの「麻味」って何よ?って事になる。

「麻味」は「花椒」を粉にした物で、得られる。
「舌」がジンワリ痺れる様な感覚だ。
かつて「味噌煮込みうどん」にはまりまくっていた時、
嫁が何処で仕入れた知識か「花椒」を知っていて、
「ペッパーミル」に入れて使っていた。
「ジワー」と来る、「辛味」とは違う「痺れる」感じを楽しんでいた。

中華では「粉にして使う」「油に香りを移して使う」、位の知識は持っていた。
が、「麻婆豆腐」の「麻」は、「麻味」の「麻」とは知らなかった。
日本人の「味覚」には本来無い物だ。
「中華料理」の深淵を、垣間見た気がする。
まだまだ、叩けばホコリが出そうな「フトコロ」も感じる。


さて、日本は、どう転んでも2000年。中国の半分。
島国の日本は、国境が全て「海」と言う、世界的に見れば、
超特殊な環境の結果、「ライバル」が少ない。
周りより頭一つ抜き出ると、狭い世界の中なので、端まで良く見える。
すると、「俺が一番」と簡単に言い出す。

そのままのノリで、失礼にも大きい世界に向かってさえ、
「本来、人間の持つ味覚の加えて、"旨味"と言う、
世界に秀でた味覚を、日本人は持っている。」
などと、放言してしまう。

「プチ、愛国心」は、まあ、しょうがないにしても、
じゃあ「麻味」はどうするのよ!と言う事。
日本人の本来持つ味覚とは、「麻味」はちょい遠い感じがする。

「花椒」はそんなに、値が張る物じゃあない。
皆様、是非、お買い求めの上、お試しの程を。けっこうはまります。

本場「四川」では、
真っ黒で、料理が見えなくなる程に、
「花椒」の粉をぶっかけて食うそうであります。

ちなみに、小樽では「幸成丸」でお試しになれます。

newport宮木英貴




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