まずは、「web」情報から。
麻婆豆腐は四川料理の1つで、
挽肉と赤唐辛子・花椒(山椒の同属異種)・豆板醤などを炒め、
鶏がらスープを入れて豆腐を煮た料理。
唐辛子の辛さである「辣味」(ラーウェイ)と、
花椒の痺れるような辛さである「麻味」(マーウェイ)を特徴とする。
中国4000年の歴史は偉大だ。
唐辛子の辛さの「辣味」は普段からもお世話になっているが、
痺れる辛さの「麻味」って何よ?って事になる。
「麻味」は「花椒」を粉にした物で、得られる。
「舌」がジンワリ痺れる様な感覚だ。
かつて「味噌煮込みうどん」にはまりまくっていた時、
嫁が何処で仕入れた知識か「花椒」を知っていて、
「ペッパーミル」に入れて使っていた。
「ジワー」と来る、「辛味」とは違う「痺れる」感じを楽しんでいた。
中華では「粉にして使う」「油に香りを移して使う」、位の知識は持っていた。
が、「麻婆豆腐」の「麻」は、「麻味」の「麻」とは知らなかった。
日本人の「味覚」には本来無い物だ。
「中華料理」の深淵を、垣間見た気がする。
まだまだ、叩けばホコリが出そうな「フトコロ」も感じる。
さて、日本は、どう転んでも2000年。中国の半分。
島国の日本は、国境が全て「海」と言う、世界的に見れば、
超特殊な環境の結果、「ライバル」が少ない。
周りより頭一つ抜き出ると、狭い世界の中なので、端まで良く見える。
すると、「俺が一番」と簡単に言い出す。
そのままのノリで、失礼にも大きい世界に向かってさえ、
「本来、人間の持つ味覚の加えて、"旨味"と言う、
世界に秀でた味覚を、日本人は持っている。」
などと、放言してしまう。
「プチ、愛国心」は、まあ、しょうがないにしても、
じゃあ「麻味」はどうするのよ!と言う事。
日本人の本来持つ味覚とは、「麻味」はちょい遠い感じがする。
「花椒」はそんなに、値が張る物じゃあない。
皆様、是非、お買い求めの上、お試しの程を。けっこうはまります。
本場「四川」では、
真っ黒で、料理が見えなくなる程に、
「花椒」の粉をぶっかけて食うそうであります。
ちなみに、小樽では「幸成丸」でお試しになれます。
newport宮木英貴
0 件のコメント:
コメントを投稿