2012年6月20日水曜日

6/19火曜 豆腐つゆの素麺


スーパーの豆腐の棚に、燦然と輝く「高級豆腐」がある。
「豆腐」は、我が家では「常備菜」。ほぼ毎日食う。
我が家の経済状況では、「常備菜」が「高級豆腐」って訳には、ちょいイカぬ。
が、時たま「半額シール」が貼られた「それ」を手にする事はある。

「半額シール」の「それ」は、「豆腐」に限らず、
「それ」なりの「理由」があるから「それ」な訳で、
ほとんどの「理由」は、賞味期限切れ寸前。
入手と同日に、食する事が出来れば、それはそれで、「ハッピー!」。
だが、諸事情がそうもさせない事もある。
そうなると、いよいよ「今日」に迫った「賞味期限切れ」との争いとなる。

そんなこんで、
その、いよいよ「今日」に迫った「賞味期限切れ」の「高級豆腐」が、
この度の「賄い」の、主材料となった。
こう言う「何だかんだ、使ってしまわなくちゃならない材料」を、
「何だかんだ」使う方法を考えるのは、けっこう緊張感があって好きだ。

私の右脳、後、右「昨日は定休日で、賄いの用意無し。」
私の左脳、後、左「素麺があるから、茹でるだけだし、手間いらず。」
「高級豆腐は味が濃い。」
「じゃ、白和えのネタみたいのを作って、素麺のツユでのばす。」
「けど、豆腐は賞味期限が……、生じゃあちょい不安……。」
「んじゃ、水切りついでに、電子レンジをがっつりかけて、火を入れる。」
「そんな事したら、『ス』が入って固くなるだろう。」
「大丈夫!フープロセッサーかけりゃ、綺麗に、滑らかになる。」
「えー、だって『ス』がダメなのは料理の常識だぜ!」
「経験上、滑らかな『豆腐』食って『ス』の事、分かったヤツなんていない。
ま、香りで分かる人はいるかも知れないが。俺は解らん。」
なんて会話が、頭の中で続けられる。
若干「右脳」君は、気が弱くて、「常識」に捕われやすい。


実際「高級豆腐」は「電子レンジ」後、良く冷まされ、フープロセッサーへ......。
これが、実に味が濃く、クリーミー。
本来「白和えのネタ」であれば、「ゴマ」が加えられるところだが、
「豆腐」の味が、余りに素晴らしいので、
その「味」を生かすべく、「豆腐」だけで止め。
これを、市販品ではあるが「素麺のツユ」でのばして、「素麺」のツユとした。
山のごとき「薬味」を用意した事は言うに及ばず、
今回は「きゅうり」を、その「ラインナップ」に加えた。

これは、好い加減な「発想」で作った割に、
「フェンス直撃、走者一掃のツーベースヒット」(ナンノコッチャ)。
多分、「水切り」をきちんとすれば「安豆腐」でもそこそこ行けるとみた。

是非、お試しあれ。




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